大手法律事務所破綻の闇

大手法律事務所破綻の闇

こんにちは ぐっさんです、

一般の方はあまり興味ないニュースだと
思いますが、個人的にかなり気になった
ニュースがこの前ありました。

「ミネルヴァ法律事務所破綻」ってやつです。

東京にある弁護士法人事務所なんですが
テレビCMでバンバン「過払い請求」を
流してたんで事務所の名前ぐらいは
聞いたことあるかもしれません。

僕も法律系資格を持ってるんですが
まあ弁護士がアホとしか
言いようがない事件です。

実は、あの事件の黒幕には経営破綻した
武富士の元支店長の存在があります。

結局は弁護士たちが、その人の
操り人形のようになってしまい
色んなことを”やらかした”ワケです。

ただこれって、弁護士の世界だけでなく
他の士業にも同じようなことが
起こってます。

なんで、こんなことが起こるかと言うと
大きく2つの問題点があります。

  1. 士業の供給過多
  2. 士業の質の低下(品位が下がった)

です。

資格ブームで、士業の資格を取る人が
増えてます。

士業と言えども商売なんで
結局は「需要と供給のバランス」が
市場原理として働きます。

要するに供給側の士業の数が増えれば
需要を掘り起こすしかない。

そこで無理なマーケティングを仕掛ける
事務所も出てきたりするワケです。

で、まあ人数も増えてくると
それなりに「質も低下」してきます。

悪徳弁護士とかドラマに出てきますが
あんな感じですね(苦笑)

まあ結局は商売である以上は
儲けを出さなければなりません。

が、そちらに目を奪われすぎて
本来の目的を見失ってる人も多いのです。

これ、士業の世界だけでなくて
僕らのような商売でも同じですよね。

ライバルが増えてきたり、
今のような不況になってくると
本来の自分の商売をやってる目的を
見失いそうになってしまいます。

商売なんで儲けることも大事ですが
自分だけ儲けようとしてると
どこかで無理が出てきます。

効率を優先してしまい
お客様対応が適当になったり、
商品やサービスが粗悪になったり。

で、それを戒める言葉として
近江商人の家訓として有名な、

「三方よし」

というものがあります。
(この言葉自体は、本当は後世に作られたものです)

  1. 売り手よし
  2. 買い手よし
  3. 社会よし

売り手だけでなく、
お客様にもメリットがあり、
尚且つ、社会にも貢献する商売をしよう

それが「商売繁栄」をさせるんだ、
という教えですよね。

「こういう商売をやるには
 どうすれば良いか?」

それを考えるのが僕たち経営者、
起業家のお役目なんだと思ってます。

と言うことで、今日も元気に商売、しょうばい、
行ってらっしゃい!

ちなみに、僕のコミュニティ・アウトカムでも
この理念の下、8月にちょっとした
地域貢献イベントをメンバーたちと
開催予定です。

こういう時にコラボレーションできる
仲間がいるのはありがたいですね。