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「複合的なメタプログラム(2)参照枠のフィルター」
「理由のフィルター」は、人が行動を起こす動機に
関係するフィルターです。
仕事や生活が
・義務によって動機づけられている → 必要性
・可能性によって動機づけられている → 可能性
という指向です。
LABプロファイルでは、このフィルターを
「プロセス型」「オプション型」という捉え方をしています。
「必要性」の指向の強い人は、限られた世界観の持ち主で
必要に迫られた時しか行動しない傾向があります。
物事を「なぜ」そうなるのか、ということよりも
「どのように」それをするのかに興味を持ちます。
「必要性」指向の強い人の傾向として
下記のような特徴があります。
・「どうして?」の質問に「どのようにしてそうなったか」
というプロセスを答えます
・事実、出来事、いきさつについて話します
・「○○すべきだ」という必要性を表す言葉づかいをします
「必要性」指向の強い人へは、下記のような言語を
使うことで、心に響き影響を与えることができます。
正しいやり方 確実 信頼できる 方法論的に確実
順を追って話す(はじめに~次に~最後に~) 手順は
「可能性」の指向の強い人は、新たな可能性を探し、
自分の選択肢や手段、見込みを拡大しようとします。
可能性やアイデアに心をときめかせますが、義務感や
責任感だけではやる気にならない人もいます。
「可能性」指向の強い人の傾向として
下記のような特徴があります。
・価値基準の言葉を並べ立てるように話します
・機会、可能性について話します
・選択肢を広げます
・決まった作業を続けるよりも、新しいものの開発、
何かを新規に立ち上げることを好みます。
「可能性」指向の強い人へは、下記のような言語を
使うことで、心に響き影響を与えることができます。
機会 選択肢 無限の可能性 もっと良い別のやり方
何か方法があるはずだ それもひとつのやり方だ
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「複合的なメタプログラム(4)行動のフィルター」