●第Ⅳ部:複合的なメタプログラム(4)行動のフィルター

●第Ⅳ部:複合的なメタプログラム(4)行動のフィルター

前回の記事はこちら↓
「複合的なメタプログラム(3)理由のフィルター」


「行動のフィルター」は、人が目的を果たすために
どれだけのエネルギーを費やせるか、そのために
いかに素早く行動できるかに関連するフィルターです。

物事に対して

・まず熟慮・分析し機が熟してから行動する → 内省的

・状況を分析する前に積極的に行動する → 能動的

という指向です。

LABプロファイルでは、このフィルターを
「反映分析型」「主体行動型」という捉え方をしています。

「内省的」の指向の強い人は、行動することよりも
観察することを好みます。

「急いては事を仕損じる」という考え方を持ち
詳細を観察し結果を吟味し辛抱強く待ち続けます。

「内省的」指向の強い人の傾向として
下記のような特徴があります。

・長く複雑な文章で話します

・条件的な言い方をします「~もありうる」「~かもしれない」

・長時間座っていることも厭いません

・世の中の支配下に置かれているような話し方をします

「内省的」指向の強い人へは、下記のような言語を
使うことで、心に響き影響を与えることができます。

検討してみてください 機は熟した ~できるだろう
それについて考えてみよう もう分析したんだから

「能動的」の指向の強い人は、非常に積極的で
行動第一主義です。

率先して行動を起こし、躊躇することなく行動し
何かを創造し、主導権を握ってアクションを起こします。

「能動的」指向の強い人の傾向として
下記のような特徴があります。

・短く、明快で直接的な話し方をします

・どちらかというと早口で話します

・世界が自分の思い通りになるように話します

・間違いを犯すことも多い分、何かを
達成することも
多いタイプです

「能動的」指向の強い人へは、下記のような言語を
使うことで、心に響き影響を与えることができます。

頑張る とにかくやってみる 飛び込む 今だ

すぐに 君ならできる できることをしてしまおう


続きはこちら↓
「複合的なメタプログラム(5)興味のフィルター」