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「複合的なメタプログラム（1）方向性のフィルター」
参照枠のフィルターは、人が自らの行動結果を
判断するときのフィルターです。
物事を判断するときに
・自分自身の内側に判断基準がある → 内的参照枠
・他人、外側からの意見を参照する → 外的参照枠
という指向です。
LABプロファイルでは、このフィルターを
「内的基準型」「外的基準型」という捉え方をしています。
「内的参照枠」の指向の強い人は、直観や感情など
自分の内側のデータを基準にして物事を判断します。
大切にしていることに自分なりに価値基準を持っており
精力的に外部から情報を集め、自分の価値基準に
照らし合わせて判断します。
「内的参照枠」指向の強い人の傾向として
下記のような特徴があります。
・自分の価値観や判断基準に基づいて自分の業績を評価します
・指示されたり、他人に決められることには強く反発します
・周りからの指図や助言は単なる情報ととらえます
・他者からの評価に反応する前に自分で評価するため
反応までに少し時間を要します
「内的参照枠」指向の強い人へは、下記のような言語を
使うことで、心に響き影響を与えることができます。
「決められるのはあなただけです」「あなた次第です」
「どのように思われますか？」「ご自身で判断してください」
「判断なさる際に、お役に立つ情報です」
「外的参照枠」の指向の強い人は、他者の言葉、
数字、報酬などの外部からのデータを基準にして
物事を判断します。
他者にどう思われているか、他の皆はどうやっているのか、
ということが判断基準になります。
「外的参照枠」指向の強い人の傾向として
下記のような特徴があります。
・周りの人や外部からの情報で決定や判断が左右されます
・外部からの情報を決定事項、指示とみなします
・周りの人の反応を見ます
・自分の行動をチェックリスト、規範・基準と
照らし合わせることを好みます
「外的参照枠」指向の強い人へは、下記のような言語を
使うことで、心に響き影響を与えることができます。
「周りの方に評価されます」「○○で立証されています」
「みんなに注目されます」「統計によると」「○○氏によると」
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「複合的なメタプログラム（3）理由のフィルター」
