Googleにコントロールされる人間

Googleにコントロールされる人間

 
こんにちは 山口です、
 
このメルマガを読まれてる方で
Googleを使ってない方は
ほぼいないと思います。


 
何か困ったことがあれば
Googleで検索するでしょうし、
 
道を調べようと思ったら
Googleマップで行先地を入力して
経路やら所要時間を見ると思います。
 
 
本当に便利な世の中になりましたよね。
 
と思うと同時に、
 
「何も自分で考えなくなってきたなぁ」
 
と空恐ろしくもなりました。
  
と言うのは、実はこの2日間、広島から
山口へと1泊2日で家族旅行に行ってました。
 
若い頃の僕は旅行に行く際は
事前に地図を調べたり、
行先の情報を色々と集めてプランを
練り上げてから行くタイプだったんです。
 
が、
 
ここ最近は行くとこだけ決めておいて、
 
「後は旅先でGoogleで調べりゃ良いじゃん」
 
という感じ。
 
まあ、こういう環境も余計なことをぜず
自分の興味あるモノだけに
集中できるから良いと言えば
良いのかもしれません。
 
良いのかもしれないんですが
よくよく考えてみると怖いですよね。
 
 
今回の旅では、四国から山口県にフェリーで
行ったのですが、上陸してすぐに
Googleマップで行先を検索して
画面に表示される通りに進んでいたら
道が狭くなってどんどん山へ山へと
入っていってました。
 
さすがにちょっとマズい、と感じて
引き返し、Googleマップだけではなくて
実際の道路の案内を確認しながら
Googleマップも併用して目的地まで
無事にたどり着くことが出来ました。
 
たぶん、あのまま進んでも狭い道を
通るだけで目的地には無事に到着は
できたんだとは思います。
 
  
でも、ふと思ったのが、
 
「あまりにもGoogleのことを
 信用し過ぎてるんじゃないか?」

 
ってこと。
 
 
こんなことは無いとは思いますが
もし、Googleが何らかの悪意を持って
嘘、もしくは、自分(Google側)にとって
有利な情報を流しているとしたら?
 
  
たとえば、
 
何かを検索したときに、
検索結果画面で上位表示されるサイトが
Google側に何らかの利益をもたらせる
サイトを表示させることも
可能なワケです。
 
もちろん、あからさまには出来ませんが
やってできないことは無いですよね?
 
実際問題として、今でも僕たちの
個人情報やらネット上で良く使うワードを
元にして、検索で表示されるサイトは
変わっています。
 
 
Googleのやることに何の疑問も
持たなくなってしまうと、
 
「困ったことがあれば
 何でもGoogleが解決してくれる」

 
という心理になっていきます。
 
 
ちょうど、ドラえもんに出てくる
のび太君がジャイアンに虐められたり
しずかちゃんの気を惹きたい時に、
 
「ドラえもん、何とかしてよ~」
 
と泣きつくのと同じ。


 
 
ちなみに、のび太君ってのは
いつも昼寝してるし、勉強はしないし
自分で何も考えないし行動もしない、
というキャラクター。
 
そんなダメダメキャラなんですが
ただ、心だけは優しい、
という感じですよね。
 
 
まあ、心が優しい、というのは
魅力の一つではあると思いますが
それ「だけ」の人間ではダメですよね。
 
現実の世界で、あなたの会社の上司や
部下、同僚が普段は何もしないのに
困ったときだけ、
 
「◯◯さ~ん、助けて~」
 
と言ってきても、
 
「自分で何とかしろや(怒)」
 
って思いますよね。
 
これが、ご主人や奥さんといった
身近な人なら、なおさらです。
 

でも、今のネット社会ってこういう人間を
増殖させてしまってるような気がします。
  
 
もちろん、僕もGoogleを使ってますんで
その中の一人、ということですよね笑
 
そう考えてみると、確かにここ最近は
物事を自分の頭で「考え尽くす」
という時間を持ってないことに
気付かされます。
 
常に、誰かがどこかで
言っていることを頼りにしてます。

 
「自分の頭で考え尽くす」

 
これってビジネスでも
非常に重要ですよね。

昔、平先生がメンターのMr.Xとの
対談の中でも、
 
「人は考えない」
 
というようなニュアンスのことを
話されてました。
(文脈は違いますが、神田昌典さんも著書の中で言われてますよね)

なので、
 
自分の頭で考え尽くす、という習慣を
持っている方が、その他の方を
リードできるワケです。
 
 
人は、考えて考えて考え尽くして
すべてを出し尽くしてはじめて
「無」になることができます。
 
 
たとえば、

「瞑想」で「無」になるには
無になろう、と意識するのではなくて
考えて考えて考え尽くした結果、
人間の脳が全てを出し尽くして
空っぽになれるから「無」に
なれるワケです。


 
 
この脳の働きを利用すれば
普段、あまり深く考えない人も
考え尽くす、ということが
できるようになってきます。
 
瞑想をすることで、考える力を
養うことが出来るんですよね。
 
脳科学的に見ても、一定時間の瞑想を
継続すると、脳の構成に変化が
現れることが証明されています。
 
スティーブ・ジョブズとかの成功者が
瞑想を好んでやっていることは
今更言うまでもありませんよね。
 
瞑想の時間は10分程度でも
十分な効果は得られるそうですので 
ぜひぜひ、脳を活性化させるためにもl
チャレンジされてみてくださいね。
  
   
ではでは、今日の内容も
あなたのお役に立てれば幸いです。

  
それでは今日も最後までお読み頂き、
ありがとうございます!