社会保険労務士だから言える 副業解禁って本当に大丈夫?

社会保険労務士だから言える 副業解禁って本当に大丈夫?

社会保険労務士だから言える
副業解禁って本当に大丈夫?

こんにちは 山口です、

最近のニュースで、

「副業を解禁する企業が増えている」

というニュースを
見たことありますか?

まあ、会社で副業を禁止してても
隠れて副業してる人もいたりするし、

世の中の流れとして社員に
残業させるのが難しくなって
残業代も払えません。

そうなったら社員からしてみれば 
副業でもして収入を増やすしか
方法がありませんよね。

でも、この副業って
軽く考えてると何かあった時に
結構大変です。

と言うのも、

日本国内で誰かに雇用されて働く、

というときには労働基準法という
法律が適用されるからなのです。



道路を車で走る時に
道路交通法が適用されるのと
同じようなモノです。

つまり、

その法律の内容を知っていようが
知っていまいが、違反すると
罰則が適用されるってことです。

まあ、労働基準法は会社側を
規制する法律なんで働く側は
関係ないと言えば関係ないんですが
それでもちゃんと知っておかないと
無用なトラブルを起こしてしまいます。

たとえば、単純なことを挙げると、

基本的に会社は1日8時間を超える
労働を社員にさせてはいけません。
(あくまで原則で、です)

これは本業、副業を通算して、
ということです。

で、まあ超えたとしたら
残業代を払うことになるんですが
その額は法律によって
通常の給料よりも割増して
払わなければなりません。
(通常は2割5分以上)

たとえば、日中に本業をやって
夜にコンビニとかで副業する場合は
コンビニが割増をして給料を
払わなければならないワケです。

でも、コンビニからしたら
その人が本業で、昼間に何時間の
労働をしてるかなんて
分かりっこないですよね。

8時間なのか、もしかしたら
その日は有給休暇取ってるかも。

そんなのイチイチ本人に聞くのも
ハッキリ言って面倒くさい。

なので、

たぶんですが多くの場合は
副業では割増が払われないことが
多いんじゃないかと思ってます。

となると、それは法律上は
違反になるワケです。

それが見つかれば副業の会社側に
何らかの指導がなされるワケです。
(現在の法律では罰金刑)

まあ、そこであなたが働いてたとしたら
割増で給与が貰えることにはなるんで
一見するとラッキーです。

けど、、、

その副業の会社の経営者は
こう思うハズです。

「こんなリスクがあるなら
 雇うんじゃなかった。

 雇うなら、うちだけで
 仕事してくれる人を雇おう」


その後、あなたがそこで
働き続けられるかは
分かりません。

が、居づらくなるのは
確かですよね。

なので、僕は副業するなら、

誰かに雇われる副業、ではなく
自分の力で稼ぐ副業、をした方が
良いとは思ってます。

で、その副業で大きな額を
稼げるようになったら
起業してしまえば
会社に縛られた人生から
脱却できるワケです。

起業する、というのは
まだ会社勤めをされてる方には
不安の大きなモノかもしれません。

ですが、

ちゃんとリスクを考えて
それに対処した起業の仕方を
知っておけば、

・リスクは最小限に、
・可能性は最大限に、


することもできます。

起業リスクを小さくして
副業をやっていく方法を
知っておいて頂けたらと思います。

起業リスクの減らし方

ではでは、今日の記事が少しでも
あなたのお役に立てれば幸いです。

今日も最後までお読み頂き
ありがとうございます!