ターミネーター最新作のリンダ・ハミルトン×A・シュワルツェネッガーの変化

ターミネーター最新作のリンダ・ハミルトン×A・シュワルツェネッガーの変化

男性と女性の生き方(あり方)が
変わっていく時代
  
こんにちは 山口です、
 
ターミネーターのシリーズ最新作
 
「ターミネーター:ニュー・フェイト」
 
を見てきました。


 
この作品にはA・シュワルツェネッガーは
もちろん、
久々にあの「サラ・コナー」役の
リンダ・ハミルトンが出てることもあって
巷でも期待度の高い映画ですよね。
 
 
今日のメルマガではこのターミネーターを
取り上げてみたいと思うんですが
なるだけネタバレにはならないように
書いていきますね。
(でも、若干は内容にも触れるんで映画を楽しみにしてる方は映画を見てから読んでくださいね)
 
 
さてさて、このターミネーター、
本当は見るつもりは全く無かったんですが
たまたま、
 
「そろそろ来年のスケジュール帳を
 買わなきゃなぁ」 

 
と思いっ立って近所にある
大型ショッピングモールに行ったら
ちょうどシネマサンシャインデーとかで
映画チケットが安かったんです。
 
で、
 
「今、どんな映画やってるかな~?」
 
って覗いてみたら、
ターミネーターをやってたんで
つい、見ちゃいました笑
 
映画を見たのは、

「単に安かったから」
ていう、めっちゃ不純な

動機からなんですが
でも、この映画ハッキリ言って
超オススメしたいと思ってます。
 
まず、ちょこっとターミネーターという
映画のシリーズに触れておくと
今回の作品はシリーズの第6作目。
 
第1作目が公開されたのは
1984年で、もう35年も前になります。
(僕は高校生でした笑) 
 
今回は第1作目の出演者である
アーノルド・シュワルツェネッガーと
リンダ・ハミルトンが映画の中でも
歳を重ねた人物として登場してます。
 
なので、ターミネーターファンからは、
 

「あのサラ・コナーの雄姿を
 再びスクリーンで見られる!」


 
ってことで騒がれてるワケです。
 
実際にスクリーンで見た感想として、
まあ、もうおばあちゃん、と言って
良い年齢なんですけど正直言って、
 
「かっこいい」
 
って思っちゃいました。
 
ああいう、歳の重ね方って
良いですよね。
 
 
ま、それはさておき。
 
その二人の登場人物としての描かれ方が
1984年当時と2019年の今の社会の中での
男性と女性のあり方を上手く描いてるなぁ
って感じます。
 
と言うのも、
 
1984年というのは、
良く言われてることですが
時代の流れとして
「男性性の時代」でした。
 
なので、映画の中でもマッチョな
A・シュワルツェネッガーが
ちょっと怖めの真黒なサングラスを掛けて、
 

「ターゲットを抹殺する」


 
という目的のために、
 
「ひたすらまっしぐらに
 突進していく!」

 
という内容でしたよね。
 
で、そのターゲットというのが、
「未来の救世主である男の子を生む母親」
であるサラ・コナー(リンダ・ハミルトン) 。
 
暗に「子供を守る母親像」として
描かれてたんですよね。


  
 
それが今回の作品ではちょっと違ってて。
(ここからちょっとだけネタバレが含まれます)
 
A・シュワルツェネッガーは、
とにかく目的だけを遂行するという
男性性MAXな描かれ方はされてません。
 
そうではなくて、ターミネーターなんで
機械ではあるんですが、
ある女性と出逢い、その女性が連れてた
男の子のパパとなり、長い年月を掛けて、
 

「家族の愛情」


 
というものが強く芽生えてました。


 
なので、
A・シュワルツェネッガー自身も
「力強さ」ではなくて 「優しさ」を
クローズアップした描かれ方をされてるんですよね。
 
その象徴的なのが”目(サングラス)”です。
 
ま、あまり言い過ぎてもアレなんで
その辺りは映画を見てみてくださいね笑
 
で、もう一人のサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)なんですが
今回はターミネーターに狙われたのは
別の女の子なのです。
 
サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)は、
その女の子を過去の自分と重ね合わせて
見ることで守ろうとするワケです。
 
つまり、
 
「この女の子が将来に未来の救世主を
 生むだろうから、今この女の子を守る」

 
ということですよね。
 
でも、、、、
 
というのが今回の映画のミソです笑
 
ここから先も言いたくて言いたくて
ウズウズしてるんですが
やっぱり、この映画は
ちゃんと見て欲しいんで言いません笑
 
ただまあ、これからの
 
・男性のあり方
・女性のあり方

 
というのを上手く表現してるなぁ
と僕個人的には感じます。
 
人間って、 
 
・男だから男性性ONLY
・女だから女性性ONLY

 
ってワケでもないです。
 
男の中にも女性性はあるし
女の中にも男性性はあるワケです。
 
 
ある方が仰ってたんですが、
 
「ちょっと前までは男性性の強い時代、
 今からは女性性の強い時代、
 
 そして、もうちょっと先の時代は
 両性性の時代」
 

ということを言われてました。
 
 
要するに、男と女という境目の
区別が無くなっていく(薄まっていく)
ということです。
 
まあ、肉体的な制限での役割りは
あるとは思います。
(どう転んでも男は子供は生めないんで)
 
ただ、それ以外は男性とか女性とか
そういうのは無くなる、というか
男性女性を分けてる意味すら
無くなるのかもしれません。
 
そうなると、ちょっと思うのが、
  

「男性の存在意義って無くなるよね」


 
ってことです笑
 
たとえば、倫理的なことは置いといて
男はいなくても精子があれば
子孫は残していけるワケですよね。
 
女性が子供が欲しい、と思ったら
精子を受精して女性単独で子供を生む、
ということも科学的にはできるワケです。
(繰り返し言いますが、倫理的なことは置いといて)
 
そうなると本当に
 
「男っていらないんじゃね?」
 
って時代にもなっちゃうかもです。
(男からすると怖い時代ですよね笑)
  
人間に限らず、地球上全ての生物の
究極の目的は「種の保存」なんで
それが成し遂げられるなら
本当に男って必要なくなりますよね。
  
 
なので、

男って必死で頑張らなきゃいけないワケです笑

自分だけの名誉や欲望を満たして
喜んでる場合じゃなくて、
社会に対して(女性に対して)存在意義を
示していかないと、
 
「あんた、もういらないわ」
 
と、ポイ捨てされちゃう世の中が
やってくるかも・・・
  
 
と言うことで、
 
このメルマガの読者の男性の方々、
必死で頑張りましょう!笑
  
   
ではでは、今日の内容も
あなたのお役に立てれば幸いです。
 
それでは今日はこの辺で。
 

最後までお読み頂き
ありがとうございます!