神社ビジネスとストーリー

神社ビジネスとストーリー

昨晩は久々にエアコン無しでも
寝れるぐらいに涼しかったですね。

今回の台風の影響は四国は
あまり無かったようです。と

ころで、昔の人は台風って
神様が起こすものと信じてたそうです。

まあ、日本は八百万の神(かおよろずのかみ)
を信仰してるんで、自然界すべてを
神様に見立ててるんですよね。

で、そういう色んな神様が
鎮座してるのが全国の神社。

と言っても、残念ながら僕は
神様は見たことないんで
本当にそこにいるかは分かりません。

が、ほとんどの日本人は
「そういうもんだ」という認識を
持ってるんで、ことあるごとに
神社に参拝に行くワケです。

信念の初詣とか、
七五三とか、
神前結婚式とか、神様がそこにいると見立てて
色んな儀式を行うんですよね。

一部の方を除いて、日本人は
神社とかを敬う気持ちを持ってます。

で、なんでこんなにも日本の神様が
日本人の心に根付いているかというと
その根本に「ストーリー」が
あるからなのです。

と言うか、日本だけでなく世界中の
あらゆる宗教もストーリーが
あるから、人々の心を惹き寄せ
長く語りづがれて、そして何よりも
「価値を感じてる」ワケなんです。

正直なところ、地方の小さな神社とか
行った時って、

「建物が古ぼけて、廃れてるなぁ」

みたいなことを思います。
(僕個人的な感覚です)

でも、そこの神社に書かれてある
ヒストリーとか由来を読んで、

「へ~、そんな由緒があるんだなぁ、
 お賽銭、奮発しておこうかな♪」

みたいになります。
(あくまで、僕個人的な感覚です)

要は、ストーリーを読むことで
価値を感じてるんですよね。

まあ、これって神社だけでなくて
「りんご」とかも同じなワケです。

ただ単に、「おいしい、りんごですよ」
勧められるよりも、
「このりんごは木村さんという男性が
 昔ながらの育て方にこだわり、
 幾たびの失敗を乗り越えながら
 30年の歳月をかけて開発した
 奇跡のりんごなんですよ」

と勧められた方が価値を感じますよね?
(かなり適当なストーリーですが)

こういう感じで、人は物だけではなくて
ストーリーにも価値を感じます。

優れたコピーライターってのは
実はこのストーリーを伝えるのが
上手なんですよね。

あの世界で最も売れたセールスレターの

「私がピアノの前に座ったら
 みんな笑った。でも弾き始めると…」

とか、

「25年前の春、二人の若者が同じ大学を
 卒業しました。この二人には…」

という伝説のセールスコピーってのも
ストーリー性を使って広告を読ませる、
という側面もあるんですが、
もっと本質的なところは、

読んだ人がそのストーリーに
価値を感じたから商品を買ったんですよね。

広告のストーリーを読んだ人が

「この広告のようなストーリーを
 自分も体験できるんじゃないだろうか?」

という期待感とか希望を持ったワケです。

と言うことで、、、

ちょっと話があちこち飛んじゃいましたが
結局何が言いたいのかと言うと、

コピーライティングを学ぶなら
テクニック云々を学ぶのではなくて
ストーリーを語れるようになろう、ってことです。

要するに、

単なる商品説明のようなコピーではなく
商品やあなたのストーリーを語った方が
何百倍も人の心を掴むことが出来る、

てことです。

それではまた!