応援されるビジネス

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こんにちは ぐっさんです、

昨日は週末恒例の子守り日。

今日も子守りなんで早起きして
仕事中です笑

昨日は天気も良かったんで
子供二人を連れて、

砥部の自転車公園 
 ↓
砥部の七折梅祭り

のハシゴでした。

まあ、そんな話はどうでも良くて。

七折梅っていうのは地元では
そこそこ有名みたいです。

昨日も15時ごろに行ったんですが
駐車場はほぼ満車状態。

かなり賑わってました。

行ったことがある方は分かると
思いますが、

「七折梅祭り」

と言っても別に「祭り」を
してるワケではありません笑

単に、

「梅の花が咲く季節」

な「だけ」です。

で、みんながそこに行って
何をするかと言うと、

「お金を払って梅畑を散策する」

だけです。
(ちなみに入場料は300円)

めっちゃ効率の良いビジネスですよね。

お客に散策してもらうのは
入り口で「はい300円です」と
お金を徴収するだけで
元手は1円も掛かってません。

まあ、普段は梅の手入れとかは
してますが、それはそれで別に
梅を出荷して収入になってるワケです。

要は一つの手間に対して収入が
二度あるってことですよね。

しかも、来場した人に梅に関する
商品を直販してるんで期間中に
まあまあの収入になってると思います。

梅の花って桜の花のような
華やかさはありません。

正直なところ、見てもそんなに
感動は無いです笑

じゃあ、何でそういう梅を
見に行くのか?と言うと、

「地元の人がやっている素朴さ」

が人を引きつけてる気がします。
(もちろん、その期間しか見れない、
という限定性などもありますが)

行ってみると分かるんですが
売店の運営スタッフは地元農家の
おじちゃんおばちゃんです。

僕たちお客が商品を手に取って
見てても、

「それを売ってやろう」

みたいな接客じゃなくて、

「よう来たなぁ、これ美味しいんよぉ」

みたいな、何となく近所のおばちゃんが
話し掛けてくるような「安心感」が
あるんですよね。

これって商売を長く続けていくコツ
だと思います。

人は売りつけられるのは嫌いです、
でも、自分の欲しいモノを買うのは好き。

お店に行ったり、営業マンと話してて
売る気満々で話されると、

「買おうと思ってても
 買いたく無くなります笑」

仮に買ったとしても、

「売りつけられた」

と潜在意識の中に刻み込まれます。

逆に、

「わざわざお店に来てくれて
 (私に逢ってくれて)
 ありがとう。

 これ良いモノだから見てな」

みたいな感謝の気持ちが伝わってくると、

「あ、何か買っていきたいなぁ」

みたいな気持ちが”自然と湧いて”きます。

そういう人から商品を買った後って
何となく良いことをしたような
感覚が残ります。

要するに、商品を買った後の
「買後感(ばいごかん)」が違うワケです。

前者の方は、酷い場合になると、

「巧い口に騙された!
 もう二度とあそこでは買わない」

となるのに対して、後者は、

「ええもん買えたなぁ、 また次も
 機会があればあそこで買っても良いな」

となるワケです。

どちらのビジネススタイルが
長続きするかはお分かりですよね。

日本には「老舗」と言われる100年以上
続く企業が世界で一番多くあります。

その「老舗」がやってる商売のやり方が
後者のやり方です。

こういうやり方をしてるから
お客様に愛され、お客様から応援され、
結果的に長く繁栄する老舗企業に
なってるワケなんですね。

と言うことで色々な気づきのあった
七折梅祭り。

機会があれば行ってみてくださいね。


それでは今日はこの辺で、
ありがとうございます!